自己肯定感がとんでもなく低い私でも出来た、自己肯定感を高める3つの方法

「自己肯定感」という言葉を聞いたことはありますか?


自己肯定感
自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する語。
自己否定の感情と対をなす感情とされる。
(出典:実用日本語表現辞典)

私はとんでもなく自己肯定感が低かったです。
自分には低い評価をするし、自分には価値がないと思っていたし。
自分はダメだ。と、そう思っていました。

そんな自己肯定感がとんでもなく低かった私が自己肯定感を高めることが出来た3つの方法をご紹介します。

1.条件のない自信を持つ

自分の見た目

私は自分の顔が大嫌いでした。

どうしてこんな顔に生まれたんだろう、憧れのあの人みたいな顔だったらよかったのになあ。
そうすれば、きっと愛されて人生が明るく幸せで溢れるものになったかもしれないのに!

 

今の自分の顔=愛されないし幸せになれない、自信が持てない
理想の顔=愛されるし幸せになれる、自信が持てる
自分が理想の顔だったら=愛されるし幸せになれる、自信が持てる


といったように、条件があれば自分は自信が持てる。
という考え方をしていました。

自分が理想の顔だったら、自信を持つことができる。
このように。

ですが、これってもうどうしようもないですよね。
自分の顔を根本から変えることはできませんから。

 

その考えで過ごす日々はとても苦痛でした。
何をするにも消極的になってしまいますし。

ですが、この条件付きで自信を持つことはとても恐ろしいものだと気がつきます。

条件がついているということは、その条件がなければダメなのです。

条件がある自信の恐ろしさ

例えば、筋トレをして筋肉がつき、私は筋肉がついたから自信がある!
という人がいたとしましょう。

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この人は自分に筋肉があることを条件で、自分に自信を持っています。
けれど、病気や怪我でトレーニングができなくなってしまったらどうでしょう。

もちろん筋肉は落ちていきます。
筋肉がないということは、この人は筋肉があることで自分に自信を持っていたので、自分に自信が持てなくなることになります。

このように条件付きで自信を持つと、それがなくなった時に一気に崩れてしまいます。

 

そこで必要なのは、
条件のない自信を持つ
ということです。

〜〜だから自分は自信がある。

これは恐ろしいということはわかりましたね。
なので、

特に何もないけど、自分は自信がある!
と思ってみましょう。

 

自分の例でいうと、
私は特に理由がないけど、仕事ができる!と思っています。笑

でも、案外それでうまくいっています。

自信がある人と自信がない人とでは、かなりパフォーマンスも態度も違っていきます。
これで私は楽になりました。

ぜひ条件のない自信を持ってみてください。
私は自信がありますっ!笑

2.自分は生きているだけで価値があることに気がつく

自分はマイナス思考なので、もし病気になってしまったらどうしよう。
と、特に理由もないのに怯えていることがよくありました。

怯えていた理由を掘り下げて考えると、
自分は病気=幸せになれない、生きている価値がない
自分は健康=幸せになれる、生きている価値がある
という式が頭の中に浮かんでいたからです。

 


自分の状態が良くなければ自分の価値も未来もない、
完璧でないと自分の価値がないような考え方をしていたのです。


そんな考えはいつも私を不安にさせていました。
いつ自分が病気になってしまうかもわからないし、もしなってしまったらどうしようと常に心配になってしまうし。
(参考)将来が不安。 現実になるかわからない未来の心配が襲ってきた時の対処法



日々は不安と焦りばかりで、心から物事を楽しめる状態ではありませんでした。

 

そこで私は、生きているだけで自分には価値がある!
と思うようにしました。

そこには、何も理由も根拠もありません。
先ほどの条件のない自信と似ていますね。

 

私たちは生きているだけで価値があるのです。

 

何があろうと、どんな状態であろうと、生きているだけで価値がある。
そう思ってみてください。

でも、これは特別なことでもなんでもなく、ごく当たり前のことです。
私たちは一人一人が価値のある存在なのです。


それが、周りの環境や過去の経験によって、自分には価値がない。
と、そう自分で思い込んでしまうのです。

まずは、その思い込みを捨ててみましょう。
私たちは生きているだけで価値があるのです。

3.世界は思っていたより優しいこと、自分は思っていたより受け入れられていることに気がつく

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私は外を歩いていると、この人たちは私のことを嫌っているのではないか。
外は常に敵だらけ。油断も隙もあったもんじゃありません。

自分に何かあっても、きっと周りの人たちは助けてくれない。
だから自分もこの人たちには優しくしない!

友達も自分のことをきっと大切にはしてくれていないでしょうし、
親もきっと自分を見放している。

 


世界は冷たい!自分を受け入れてくれないんだ!
そう思っていました。

 


けれど、自分は色々な人の暖かさに触れていることに気がつきます。

しばらく会えていなかった友達から、最近どうしている?とLINEが来たり、
親から誕生日には必ずメッセージが来たり、
外で物を落としたら近くの人が拾ってくれたり。


世界は思っていたより優しかったのです。
その優しさに自分は気がつかず、その優しさを受け取らないで遠ざけていただけなのでした。

 

世界は自分のことを受け入れてくれていたのです。

 

世界は思っていたより優しく、自分が受け入れられていることに気がつくと、
今まで生きづらかった人生が、一気に生きやすいものになりました。

世界は冷たいかもしれないけど、思ったより優しいし
自分の思っていたより、自分は受け入れられている。

そう思えないかもしれませんが、まず思い込みで構いませんので思ってみてください。

4.まとめ

自己肯定感がとんでもなく低かった私ですが、少しずつ自分を肯定できるようになっていき、今では前よりも随分と生きやすくなりました。

 


自分を否定し続けるのは、とても辛いことです。
私もずっと自分を否定し続けてきました。

 


けれど、自分を肯定し始めると今まで気がつかなかった幸せに気がつくことができます。

 

簡単には自分を肯定することができないかもしれません。
でも、それを終わらせることができるのも、また自分です。

 


せっかくの1回きりの人生です。
その1回きりの人生の主人公は自分です。

ぜひ、その主人公を認めてあげてください。